シティ オブ ゴッド
ポルトガル語で「神の街」を意味する名(Cidade de Deus)をもつブラジルのスラム街の子供達の物語。
どんな風に悪は生まれるか、憎しみは連鎖するのか、どうして負の因果の連環を断ち切ることができないのか、この映画を観れば分かる。
役者は現地の本物のストリートチルドレンを募って選ばれたという。麻薬と殺戮の連鎖が話のメイン。血しぶきと官能とサンバのリズムが全編を覆う。タランティーノ映画を彷彿とさせる陰惨さとコミカルなテンポも観ていて楽しい。
生命の熱と息吹を感じる。かなり好きな部類に入る映画。
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