検察が主人公の2001年のテレビドラマ。全11話。
法律の学習のために鑑賞。
自ら現場へ出向き、自分の足で捜査する型破りな検事・久利生公平を木村拓哉が演じる。基本は1話解決で、東京で起きる刑事事件に挑む。検察事務官の雨宮(松たか子)との恋愛を描くウエイトも大きい。
よかった点。
松たか子が可愛い。宇多田の『Can you keep a secter?』がいい。
よくなかった点。
ギャグのテンポがイマイチ。フジっぽい美徳の押し付けがしばしばキツい。
テレビドラマとしてはまあまあで、すごく面白いかというと抵抗はあるが、観ていて苦痛というほどではなかった。ただ、テレビ放映時の平均視聴率が30%を超えていたそうで、そこまでいくと、当時の日本の文化水準がやや心配になる内容ではあった。キムタク人気と宇多田の曲でブーストしている感はある。
刑法や刑事訴訟法の勉強をしてからイメージを掴むのにはよかった。検察に送致後の業務の視覚的イメージを掴むのにあたり益はある。ストリートへの信仰、キムタクの雰囲気には時代の風を感じる。