今この短編集を読み終えて確信する。現時点で最強の日本人作家は冲方丁だ。
言語性IQ200くらいありそう。
才能を発散させず、比類ない傑作を沢山残して欲しい。
スタンドアウト
著者の自伝的作品。ナイフ持って夜の街を彷徨ってたティーンの頃の話。
まあこ、箱、デストピア
乙一とかスティーブン・キング系の短編ホラー。王道だけど退屈させない佳作。
日本改暦事情
天地明察のダイジェストバージョン。関孝和以外はほぼ省略されている。
メトセラとプラスチックと太陽の臓器
SF。タイトルの後ろから順に意味が分かる構成が勉強になる。
こういうバイオテクノロジーと生命倫理みたいなジャンルは好き。
OUT OF CONTROL
冲方丁の思考回路はこんなんですよ、というのが一番わかる話。
「ピカソは40過ぎてからにしよう」と編集者に諌められた路線がこれか。
0 件のコメント:
コメントを投稿