長大な作品をものするのは、数分間で語り尽くせる着想を500ページにわたって展開するのは、 労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である。よりましな方法は、それらの書物がすでに存在すると見せて、要約や注釈を差し出すことだ。
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架空の人物の評伝や書評など、衒学的なもの言いで自信たっぷりに虚構を語る作品集。
レムの『完全な真空』の原型らしい。(まだ読んでない)
筆者が大学卒業時に書いた偽史の着想を得た本のひとつでもある。
バベルの図書館
宇宙の何処かにある無限回廊の話。
本一冊分のアルファベットのあらゆる配列が載った本がある図書館。
無限の文字の組合わせがあれば、過去や未来の全てを記述したページももちろんある。
八岐の園
初めて読んでも筋を理解できなかった。
オチを知ってから読み直して知る神がかったプロット。
南米の作家の本をもっと読みたい。不条理で幻想的なやつ。
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