2016年12月29日木曜日

映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~


 23作目。2015年作品。メキシコ・パニック・ムービー。

 いきなりヒロシがメキシコ支社に転勤になるところから物語が始まる。序盤は野原家の引っ越し、中盤以降は人食いサボテンが町を襲うパニックムービーになる。

 『踊れアミーゴ』の改良版という感じで、異国情緒あり、ホラー要素あり、観賞後はカタルシスありで観ていて楽しい。伏線の仕込みなど構成がうまく、恐怖と笑いのサジ加減もちょうどいい。深い感動やテーマがあるわけではないが、娯楽作品として良作だと思う。

 あとは…クレヨンしんちゃんの裏設定というか、真の主人公は風間くんだと思った。『ファイトクラブ』でいうところのタイラー・ダーデンがしんのすけにあたる。日本中の優等生を強要されている子供達にとってのオルターエゴなんだろう。下品で自然体な立ち居振る舞いが、己を押し殺して生きる彼らに救済を与えている。
   

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