2012年11月28日水曜日

[(an imitation) blood orange]


 ミスチルの新譜が出る度、ユダヤ人がタルムードの解釈に挑むくらいの情熱で、その真意を汲み取ろうとしてしまう。どうしてこの言葉を選んだか。この音なのか。この順番なのか。考えてる時間がたまらなく好きで。

 このアルバムのテーマは「祈り」である。

 収録されているのは震災後に生まれた楽曲群。
 戯言(たわごと)というフレーズが何度も登場する。

 基本的な態度として己の有限性を意識している。
 自分にできることに限界があることを知っている。
 所詮イミテーションだし、道化ぶったりもする。
 それを自覚した上で、精一杯、表現する。

 説教ぶらない。PVもテクノロジーで誤摩化さない。
 美しすぎない。自分を偽らない。

 #6イミテーションの木、#10 Happy Songがこのアルバムの意図を説明している。
 #2 Marshmallow day、#9 過去と未来と交信する男が最高。

 自分の道を行く者を励ますメッセージ。
 遊び心と真摯さを大事にしながら、伝えようとしている。

 聴いたらもっと頑張れる。そういうのが好き。
     

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