2020年11月8日日曜日

鬼滅の刃(アニメ)

 
 話題のアニメ、全26話をAmazonプライムで視聴。

 2020年11月現在、本作は日本で久しぶりに聞く「社会現象」になっていて、その話題を聞かない日はほとんどない。菅首相が答弁で「全集中の呼吸」と言ったとニュースになり、店にはグッズが溢れ、小学生は学校で鬼滅の話で持ちきりだという。その影響を受け、ついに我が家でも観るに至った。還暦を過ぎた義母も観ているというからよっぽどである。

 私は原作も既刊22巻まで読んだが(最終巻が12月発売なのでその後感想を書く予定)、やはりアニメがいいと思う。特に戦闘シーンが動画だと抜群にわかりやすく、剣技や敵の特殊能力(血鬼術という)とともに見ていて楽しい。キャラも立っており、それぞれ魅力があるので、誰しもお気に入りのキャラが見つかるだろう。元は深夜枠のアニメだったこともあり死体などの残虐な描写が多いが、忌避すべきような悪質なものではないので、小学生くらいなら見せてもいいと個人的には思う(就学前の子供に考えなしに見せるのは良くないと思うが)。

 物語作品としては、過去に先人たちが生み出してきたレガシーをしっかりと継承し、王道のジャンプ漫画をやっている感がある。大正時代の世界観や技の雰囲気は『るろうに剣心』に近く、ヴァンパイアものの作品であるという点で『ジョジョの奇妙な冒険』のエッセンスを感じる。善逸のキャラ造形には『銀魂』の影響を強く感じる。それらを折り込みつつ、主人公の炭治郎の優しく、誠実で、家族愛に生きる感じは、令和のヒーロー像という感じがする。

 コロナ禍の影響などの諸条件が偶然重なったことで日本中が注目するメガヒットコンテンツになった感はあるが、今この瞬間、この波に乗っかるのが楽しい、という一体感もセットで楽しむのが吉である。この作品に登場する概念は、今後日本の文化に根付くのは間違いないので、日本人なら絶対に観ておくことをお奨めする。職場の序列を「柱」に例えたりすることで、社内のコミュニケーションが円滑に運ぶであろうことは間違いない。
   

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