2019年10月12日土曜日

ベイマックス


 理系オタクたちの活躍を描く、ディズニー名義のピクサー映画。2014年公開。
 
 これは観ていて楽しい、男の子向けの作品。舞台は日本の東京がモデルのサンフランソウキョウという都市。原作はアメコミらしく、意図的なのか考証不足なのか少しズレた日本の空気が全編を覆う。ディズニー映画としては異色で、ピクサーとの融合による化学反応を感じる。

 ストーリーは特殊能力バトルもので、途中飽きさせず、面白く、感動する。私は最近ピクサー作品のプロットが模範的すぎて逆に物足りなさを感じているが、普通に素直な気持ちで観れば多くの人の心に残る名作であろう。説教臭さはあまりなく、人類愛と科学へのワクワク感が溢れている。とりわけgeek(ギーク)な科学オタクたちへの愛がある。

 しかし完璧だなピクサー映画。人類史上最高峰のクリエイター集団なのは疑いないだろう。
 

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