2014年11月24日月曜日

真実の行方


 リチャード・ギア扮する弁護士が大司教が惨殺された現場に居合わせた青年の無実を証明するために頑張る話。

 吃りがちで神経症的な雰囲気の漂う容疑者の青年役は若き時分のエドワード・ノートン。『ファイトクラブ』や『アメリカンヒストリーX』でも見られる人格の二面性を表現する演技をさせれば定評があるが、この映画のせいでそういうオファーが殺到するようになったのかもしれない。

 1996年の映画だが、『羊たちの沈黙』や『FBI心理分析官』など、行動科学理論を用いたプロファイリングのブームがあった80年代~90年代前半以降の作品であるというのがポイント。性的な心的外傷体験と猟奇犯罪の関連の指摘は一過性の流行だったと筆者は個人的に考えている。あと、精神医学が絡む法廷でのやり取りには個人的に突っ込みどころが多い。

 というわけで、まあまあな作品。

   

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