2014年10月8日水曜日

リバー・ランズ・スルー・イット


 1920年頃のアメリカのロッキー山脈の麓に住む兄弟の物語。威厳と賢明さを持つキリスト教牧師の父、凡庸だが愛嬌のある母、勤勉で不器用な兄、才気溢れる自由人の弟からなる家族が、モンタナ州の雄大な自然と共に育ち、成長していく話。

 主役の若きブラッド・ピットの姿に見惚れるべき作品だが、ブロークバックマウンテンから同性愛の要素を取り除いたような感じで生々しさはほとんどない。川がせせらぐ山奥の空気を感じ、観ていて爽やかな気持ちになる。

 フライフィッシングがしたくなる。いい時代のアメリカの映画。
   

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