2019年5月16日木曜日

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~


 同じく26作目。2018年作品。

 これは久々のヒット。テーマも雰囲気も良い。往年のカンフー映画の空気をふんだんに取り込み、おバカなクレしん映画をやりつつも、正義とは何かを深く問うている。マサオくんに焦点を当てているという新規性も良い。凡庸であることへの哲学的な思弁と、人間賛歌がほどよいさじ加減で込められている。

 笑って、考え、鑑賞後感も心地よい。ラストの展開は個人的にはシリーズ屈指。トータルでは6位くらいか。
    

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