2018年12月22日土曜日

オシャレな人って思われたい!


 女性ファッション誌に連載していたオシャレ漫画エッセイの単行本化。

 山本さほ峰なゆかの作品は何故こんなにも胸に響くのだろう、と考える。世代が同じこともあるが、適度な文学的素養、適度な人間臭さ、適度な現実の受容、ほのかな隣人愛やユーモアのバランスが心地いいのではないか。基本笑えてバカバカしいが、人生に役立つTIPSがところどころに散りばめられている。

 個人的には現時点(2010年代)で、人の心を知るための最適のテキストの一つだと思うのだが、どうだろうか。少なくとも、25歳~40歳くらいの女性の服装や振る舞いという観察所見から精神力動や精神病理を看破する力は高まるだろう。彼女らの長きにわたる葛藤や試行錯誤の結晶として、あれらのファッションやライフスタイルはあるのだ。

 「自分をみじめに見せないことは、何より他人の魂のために重要だ」(三島由紀夫)
   

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