2017年6月29日木曜日

ゴジラ


 海から巨大怪獣が現れて東京を火の海にする話。
 1954年(昭和29年)作品。東宝。

 表現は特撮SFではあるが、ストーリーとして反核、反兵器という思想の押しが強い。『生きる』に出てくる市役所の万年課長のおっさん(志村喬)が生物学者として登場するのは、彼が昭和のヒューマニズムを体現した存在だったからだろう。凡庸ながら芯の強い人柄を演じる役柄もさておき、その顔立ちが過不足なく日本人を代表している。他にも、登場する昭和の日本人たちの立ち居振る舞いや語り口が印象的だ。なんというか、物事がシンプルで、今観ると新鮮。

 『シン・ゴジラ』を観ていないので、近いうちに観たい。比較せねば。
   

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