ナラティブ研究会 活動記録
ストーリーがあれば何でもいい。
2021年7月21日水曜日
9年目
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先にあったことは、また後にもある。先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。 「見よ、これは新しいものだ」と言われるものがあるだろうか。それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである。 伝道者の書 第1章9−10節 ・・・ このブログを...
2021年7月20日火曜日
未来世界から来た男
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フレドリック=ブラウンの短編集。 日本語訳は1963年(昭和38年)初版。 副題は「SFと悪夢の短編集」の通り、SFとサイコホラーの要素にブラックユーモアを加えた2〜4ページほどの超短編が多数収録されている。内容は『ドラえもん』や星新一作品が近い、というよりむしろ、時系列を考える...
2021年7月11日日曜日
吉原御免状
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隆慶一郎の小説デビュー作。単行本の初版は昭和61年(1986年)。 舞台は江戸時代初期の明暦3年(1657年)。宮本武蔵の弟子として肥後(熊本)の山中で育った青年・松永誠一郎が、武蔵の遺言に従い、後に江戸を代表する色街となる新吉原を訪れるところから物語が始まる。庄司甚右衛門と...
2021年7月4日日曜日
三体Ⅲ 死神永生
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三体シリーズ三部作のラストを飾る作品。日本語訳は2021年6月発売。上下巻。電子書籍リーダーDolyで読了。 前作の『 三体Ⅱ 黒暗森林 』はきれいな終わり方をしたが、その続きはどうなるのか、、、という前作までのファンの期待や不安に、真正面から応える作品である。 特筆すべき...
2021年6月19日土曜日
憚りながら
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山口組系の暴力団の元組長・後藤忠政の回顧録。単行本は2010年初出。読んだのは2011年の文庫版。 後藤忠政は1942年(昭和17年)東京生まれ。四人兄弟の末っ子であり、幼少期に母が死別し、静岡県の富士宮で育った。幼少期に貧困を経験し、10代の頃から喧嘩に明け暮れ、少年院や刑...
2021年6月18日金曜日
天地明察
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12年ぶりに再読。 2009年初出。冲方丁の時代小説。 江戸時代の実在の人物、渋川晴海(しぶかわはるみ)が主人公の時代小説である。碁打ちの家系に生まれ、算術を愛し、神道を重んじる人物が、改暦という幕府や朝廷を揺るがす大事業 に挑む。4代家綱から5代綱吉(西暦1660年〜17...
2021年6月13日日曜日
1日外出録 ハンチョウ
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ギャンブル漫画『カイジ』シリーズのスピンオフ作品。既刊11巻。 地下の強制労働施設が舞台の地獄ちんちろ編(『賭博破戒録カイジ』の1巻から5巻に所収)に出てくる悪役三人組がクローズアップされる。物腰が低く、鷹揚に振る舞いながら、狡猾な手段で労働者たちから搾取をする大槻班長が主...
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