2017年4月14日金曜日

炎のランナー


 イギリスの若き陸上選手たちの話。1981年アカデミー作品賞受賞作。

 もうなんと言うか、圧倒的に正統派の青春群像劇。特別なひねりはないストレートな情熱が逆に新鮮である。第一次大戦後の1920年頃という時代の再現度もいい。変にひねくれた目で世界を見ずに、真っすぐに信念を持って若者が戦えたのも時代のおかげという気がする。

 そして実話に基づくということを知り、グッと心に染み入る。
 ひたすら、いい話だよね、としか言えない。 
  

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