2016年12月26日月曜日

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス


 20作目。2012年作品。ひまわりが異星人にさらわれる。

 イマイチ。というか、かなり駄目。
 既存のテクニックに頼った演出はチープで、デジタルなアニメ技術など表層上のテクニックに任せて内容が疎かになった印象。目新しさも痛快さもなく、製作陣の情熱や魂が感じられない。形式をただ借りているという感じで、『ケツだけ爆弾』や『金矛の勇者』に通じる浅薄さがある。その証拠として、20作目というメモリアルな作品なのに興行成績は歴代ワーストに近い。

 シリーズへの愛がない、面倒くさい勢力が作品を駄目にしているのかなあ、と邪推。
 主題歌はAKBだし。邪推か?
     

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