ラストシーンが有名なあの映画。1967年作品。
舞台は1960年代アメリカ。主人公のベンジャミン(ダスティン・ホフマン)は両親の敷いたレールに乗って優等生として生きてきた青年。そんな彼が大学を卒業し、両親の友人でもある人妻に誘惑され…という話。
サイモン&ガーファンクルのBGMが美しいほろ苦い青春の話だが、主人公がキモくてクソ野郎すぎてあまり感情移入できなかったことは告白しておく。まあ、キャラクターを含めて全体的に当時のアメリカのリアルなのか。潜水服や動物園の猿など、象徴としての映像の使い方にも時代性を感じる(精神分析的な検討が捗りそうだ)。
エレイン(キャサリン・ロス)は時代を超えて美しい。
…が、彼女は主人公のどの部分に惚れるのか、というのが一番の謎として残る。
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