22作目。2014年作品。父がある日、機械になるという話。
「いや、それはねーだろ(笑)」とタイトルとポスターを見るだけでツッコミたくなるが、中身も製作陣の悪ノリが過ぎて、観ていてニヤニヤが止まらない。日常の中で違和感全開のロボット描写をしてふざけつつも、父親のアイデンティティを問う内容であり、軽くグレッグ・イーガン路線でSFファンの嗜好をくすぐる。要所要所で見せるロボとーちゃんとみさえの表情が繊細な心の機微を描き、胸を打つ。
完全に色モノだが、これはかなりの傑作。親世代にはたまらない作品。
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