感想:読みづらいし意味わかんねえ。
1984年に出版され、サイバーパンクという潮流を生み出したSF業界における歴史的作品とのことで手に取ってみたが、読んでもよく分からなかった。気合いで全ての文字に目を通したが、これほどまでに内容が頭に入ってこない作品というのも珍しい。自分の頭の整理がてら、項目に関して説明してみる。以下は黒丸尚訳に基づく。wikipediaも参照。
ケイス:主人公。電脳空間(サイバースペース)に意識を送りこむ仕事をしている男。
コンピュータ・カウボーイ:ケイスの仕事。電脳世界で色々する職業。
モリー:ケースが千葉にいたとき仕事を紹介してきた女。全身を武装している。
アーミテジ:ケイスやモリイ達にヤバい仕事を依頼した謎の人物。
リヴィエラ:見た目が綺麗な女性。
冬寂(ウインターミュート):AI(人工知能)。アーミテジが潜入を依頼した標的。
テスィエ・アシュプール:冬寂を保有する財閥の一つ。
3ジェイン:テスィエ・アシュプールの一族の一人。
ヒデオ:3ジェインの部下。忍者。
ヴィラ迷光(ストレイライト):テスィエ・アシュプールの会社がある場所。
あらすじ:ケイスが電脳世界に侵入し敵と戦う。
Wikipediaによると、”『ニューロマンサー』には、『ブレードランナー』で示された猥雑な未来世界のガジェットと、電子世界に人体を「接続」し、意識ごとダイブするというアイデアが結合されており、文句なく新しく「サイバー」であり「パンク」であった。”とのこと。
よく分からねえ。『攻殻機動隊』や『マトリックス』のご先祖様、ということにする。『マルドゥックスクランブル』の文体の見本らしい。後世への影響は計り知れなかった、ということで良しとする。10年後くらいに再読した時、味わえることに期待する。読んで楽しめる人が居たらぜひ解説してほしい。筆者には理解できなかった。
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