2013年5月5日日曜日

2001年宇宙の旅


 1968年公開当時、相当な衝撃を世間に与えたことが想像される。

 導入部の人類の黎明期から、宇宙旅行への転換。
 モノリスの奇妙な存在感。
 暴走する巨大コンピュータと人間。
 極彩色の時空間ワープ移動の描写。
 音楽と映像美の融合。象徴的な場面の数々。
 しっかり芸術している感がある。

 他のキューブリック作品と同様、登場人物の言葉による説明は少なく、象徴的な映像で語る部分が多い。
 含意ががあってそうしているのであろうが、緩慢で冗長なカットが多く、観ていて結構ダルい。
 終盤は抽象的過ぎて初見では意味不明。
 「意味わかんねえよ」と思いつつも、観賞後の感覚としてはそんなに嫌いではない。

 ライブアライブのSF篇の元ネタはこれだったんだな、というのが一番印象的。
    

2 件のコメント:

  1. 全く同じ感想でした。
    ベヒーモスはエイリアンかしら。

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  2. 昔のもんちの記事確認したら本当に同じだった…
    エイリアンはちゃんと観てないから分からんけど、後世に影響与えまくってんだろうね。

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